様々な上方伝統芸能の中から厳選した演目を、初心者の方でも楽しんでいただけるようにハイライト部分を上演します。
テーマ 橋
落語「遊山船」桂ちょうば
浪曲「稲むらの火」菊地まどか
文楽「増補大江山 戻り橋の段より」豊竹呂勢太夫ほか
能「鉄輪」山本章弘ほか
大阪には「八百八橋」といって、数多くの橋がありました。
隔てられている二つの場所を結び付ける「橋」にはいろんな物語があります。
浪曲『稲むらの火』では安政の大地震のときに和歌山であった実話を菊地まどかさんが紹介。「橋」がキーワードとなっています。
落語は大阪の浪花橋で夕涼み風景を描いた気楽な噺『遊山船』を、若手噺家グランブリで優勝した桂ちょうばさんが演じます。
文楽は『増補大江山』戻り橋の段。京の一条戻り橋に鬼が出るというので、渡辺の綱という侍が退治にやって来る…というお話。
能の『鉄輪』は自分を捨てて新しい妻を娶った夫を恨んだ女が、嫉妬心から鬼女になるという「橋姫伝説」を元にした作品。能ではこの曲に使う鬼の面を「橋姫」と呼びます。
いろんな「橋」にまつわる作品の特集です。夏の夜を涼しくお過ごしください。