ギリシャ神話の「オルフェウス」を題材に、2019年9月ブルガリアのプロブデイフで初演。今回はヨーロッパ三大演劇祭の一つであるルーマニアのシビウ国際演劇祭に日本からオンラインで参加し、世界中の人々と一緒にご覧いただく予定です。
※今回の公演は、日本万博博覧会基金記念事業として実施させて頂きます。
不思議な老人 山本 章弘
神代の琴弾き(オルフェウス) 〃
森の精霊(エウリュディケー) 梅若 猶義
神々の使い(ヘルメス) 山本 麗晃
名を得た琴弾き 有松 遼一
笛 斉藤 敦
小鼓 飯田 清一
大鼓 守家 由訓
太鼓 中田 弘美
後見 梅若 基徳 前田 和子
地謡 吉井 基晴 今村 一夫 大西 礼久 笠田 祐樹
ハープ演奏 松岡莉子
あらすじ
名を得た琴弾きが、わが音楽を広めようと旅する途中、とある山中で不思議な老人に出会う。老人は極めたる美声の持主で、琴弾きはその歌声の素晴らしさに音楽を合わせることができず、老人に問う。老人はすべてに対して慈しみの気持ちを抱くことだと説き、大切なことに気付いた琴弾きが竪琴を手に取ると、今度は歌声に調和した、優しく美しい音色が流れ出る。不思議に思い再び問う琴弾きに、老人は実は神代の琴弾き(オルフェウス)であることをほのめかして消える。夜に入って、神代の琴弾き(オルフェウス)は妻である森の精霊(エウリュディケー)を伴って現れ、共に舞を舞う。するとそこに神々の使い(ヘルメス)が竪琴を携えて現れ、竪琴を琴弾に授け、夜明けとともに神代の琴弾き等の姿は消え、琴弾きも新たな気持ちで旅に出発すると、後には森が朝日を受けて輝いていた。